起業とは何か。意味がわかると何をすべきかがわかる。類語も合わせてわかりやすく解説します。 | トモヒログ
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起業とは何か。意味がわかると何をすべきかがわかる。類語も合わせてわかりやすく解説します。

この記事は約7分で読めます。

どうも、トモヒロです。

僕は25歳で親の事業を土台に、起業し、会社設立から現在約5年になりました。
事業内容はケーキ屋を経営しており、お店の開業からは約4年半が経ちました。

この記事では「起業」と言っても何のことだかさっぱりわからん、わかってもボンヤリとしか想像がつかないという方のために、起業の言葉の意味、またよく合わせて語られる、創業・独立・開業などの類語についても解説していきます。

 

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起業とは何か。言葉の意味から理解しよう【創業・独立・開業との違い】

起業とは何なのか、想像がつかない、イメージがないと言った状態では、起業したいと思っていても何をするべきか、何をしなければいけないのかと言った具体的な考えまで到達しませんよね。

まずは、起業という言葉の意味、またよく合わせて話に出てくる、創業・独立・開業の意味についても知っておきましょう。

意味を知ると理解が深まり話しやすくなる

起業を目指している起業予備軍の方にとっては、起業・創業・独立・開業、どの言葉を取っても同じ意味だろうというふうに感じると思います。

言葉の意味がわかると、これから起業に向けて行動していくにあたって、言葉の使い分けができるようになります。

起業するまでにはたくさんの人に自分の計画を説明する場面があります。

そんな時に、きちんと理解して使い分けができると、説明もうまく聞こえたり「わかってるな」という感じも出ますし(笑)、説得力も増すものです。

間違った使い方で恥ずかしい思いをしてしまう前に、よく起業・創業・独立・開業などの言葉の意味理解して使えるようになっておきましょ。

「起業」とは

き‐ぎょう【起業】‥ゲフ
新しく事業を起こすこと。(広辞苑)

とあります。

起業とは、新しく事業を起こすこと、です。創業と意味はさほど変わりません。

しかし、起業した、起業するというふうに、時制に関わらず、これからの未来のことについても言いますし、過去のことでも言います。

最近では起業をベンチャーとかスタートアップなどと同列に使われることが多くなっていますよね。

さらに、この起業という言葉の解釈を広げれば、

  1. 事業を起こすこと = 起業
  2. 企業を起こすこと = 起業

とも考えられます。

創業・独立・開業のそれぞれの意味

さらに類語としてよく出てくる、

  • 創業
  • 独立
  • 開業

の意味です。

創業とは

そう‐ぎょう【創業】サウゲフ 事業を新しく始めること。(広辞苑)

とあります。

よく言われるのは「明治〇〇年創業」とかって言葉ですよね。歴史と伝統を感じる。

割と創業という言葉は過去のことについていうことが多く、これから創業しようと思う、みたいな使い方はされません。創業者といえば、その事業を始めた人、やり始めた人、という意味ですよね。

事業を始めること、と辞書にはありますが、始まった事実をいう方が多いですね。

会社があるかどうか、というのは文脈によっても変わりますけど、創業と会社の登記がセットかどうかは関わりがなく、会社などの法人登記は「設立」を使うことが多い。

つまりは、事業を始めたということをいうのが創業という言葉で言えるということですね。

独立とは

どく‐りつ【独立】
①それだけの力で立っていること。
②個人が一家を構え、生計を立て、私権行使の能力を有すること。「―して店を構える」
③単独で存在すること。他に束縛または支配されないこと。ひとりだち。特に、一国または団体が、その権限行使の能力を完全に有すること。「司法の―」(広辞苑)

とありますが、今回の場合は①と②にあたります。

独立というと「修行していたお店から独立して店を構える」「独立して会社をつくる」と言った文脈で使われますね。
つまりは辞書の①、②のイメージで、誰かに頼ることなく、自力でやっていくことを言います。

起業することに関して言えば、独立することと起業することが一緒のことのように思えるかもしれませんが、考え方としては

  • 会社を辞める、脱サラする=独立
  • 事業を始める=起業する

といった意味合いになりますね。

開業とは

かい‐ぎょう【開業】‥ゲフ
①営業をあらたに始めること。みせびらき。
②営業をしていること。開店していること。
↔閉業。 (広辞苑)

言葉の意味としては「創業」と似たり寄ったりです。

開業することは、お店を開店するときや、フリーランスでも使います。

主に個人事業として何かを始めるときに特に使われることが多く、事業の内容に関わらず、事業を始めたときに開業した、ということが多いですね。

医者でも、自分の医院を立ち上げて診療をしている方のことを開業医と言ったりもしますよね。

 

後半では起業の解釈と定義を広げて考え、それぞれ何をすることなのか解説していきましょう。

具体的に起業とは何をすることなのか

起業とは、辞書的には「新しく事業を起こすこと」となっていましたが、繰り返しになりますが、考え方を広げれば

  1. 事業を起こすこと = 起業
  2. 企業を起こすこと = 起業

とも考えられます。

起業 という言葉の定義を考え、何をすることなのか。そこから見えることがあります。

①事業を起こすこと、それが起業

事業を辞書で引くと、

じ‐ぎょう【事業】‥ゲフ
①社会的な大きな仕事。
②一定の目的と計画とに基づいて経営する経済的活動。「―をおこす」「―に失敗する」 (広辞苑)

となっています。

要約すると、何らかの目的と計画に基づいて経営する仕事や経済活動のこと。
営利目的の経済活動。とも言えます。

経済活動=金銭と物品の交換、その活動。です

これらのことから、事業を起こすということは、お金と商品やサービスを物々交換することを始める、始まった状態にすること、だと言えます。

具体的に言えば、

自分でマフラーを作ったとして。それを自分で着用したり、友達やパートナーにプレゼントした。これは起業したことに当てはまるでしょうか。前述の定義からすれば起業したとは言えないですね。

しかし、友達にプレゼントするつもりだったけど、その友達が気に入ってお金をくれた。という場合ある意味ではこれは起業したことになるかもしれません。

これに気を良くして、たくさん作って営利を目的として販売するようになればこれは起業したとはっきり言えますね。

 

さらに、子供の頃、家事の手伝いをしたことは誰もあると思います。それでお小遣いとしてお金をもらう。これは起業したことに当てはまるかどうか。このとき、もっとお小遣いが欲しいと思って営利目的で家事の手伝いをするなら、起業したということになると思います。

これを広げて、洗濯物干しとか、雑巾掛け、窓拭き、炊事など幅をもたせて、特定の人物だけでなく、家族全員とか、友達まで広げていけば、これはまさに事業展開をして、起業していることになりますね。

 

具体的に考えてみると、ぼんやりしていた「起業」のイメージがはっきりしてくるのではないでしょうか。

こういった話をわかりやすくノンフィクション小説的に書かれているのがロバートキヨサキの「金持ち父さん」シリーズです。
僕も読みましたが、起業前に読んでおくと役に立つ一冊だと思います。

②企業を起こすこと、それも起業

企業を起こすことを、起業とするのであれば、会社や組織ができた状態を起業した、ということができますね。

必要書類を作成して、法務局に書類を提出して、承認されれば、会社設立となります。

この手続きが完了できれば起業した、と言えます。

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いずれにせよ、手続きさえして、企業を起こせれば「起業」できますね。

会社の種類って何があるの?会社の形態とその違いを比較解説します【株式・合同】
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起業とは何かがわかると何をするべきかがわかる。

ここまで起業とは何か、について、言葉の意味と、その定義から何をするのかについて書いてきました。

少しでもぼんやりしていた起業に対するイメージや、考え方が明確になったでしょうか。

起業の言葉の意味がわかり、起業した状態をどう定義するかで、これから何をしなければならないのか、どうするべきかがわかってきたのではないかと思います。

 

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では、今回は、この辺りで、失礼します。

 

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