どうも。茨城県在住の元洋菓子屋。現在は起業・販促コンサルの
トモヒロ(@mochizo_)です。
- キャッシュレス決済、まだ導入してないけど何にしよう。
- AirPayってCMでみたけどどんなサービスなんだろう。
- ぶっちゃけ使い勝手はどんな感じ?
という方のために、書きました。
この記事ではAirPAYのメリット、デメリットをそれぞれわかりやすくまとめています。
また、僕は店舗経営をしていて、お店で実際に使ってみた感想をもとにレビューします。
AirPay(エアペイ)って何?どんな決済サービス?
AirPay(エアペイ)はリクルートが運営する決済代行サービスです。
俳優・映画監督としても活躍するオダギリ・ジョーさんがCMをやっている事でもご存知の方が多いのではないでしょうか。
「じゃいいですー」というセリフが毎回面白いですよね。
AirPAY(エアペイ)の決済可能ブランド
モバイル決済の有名どころ STORES 決済 (旧:Coiney)、Square(スクエア) 、楽天ペイなどがありますが、それらを超える、36種類の決済方法に対応しています。
- クレジットカード国際ブランド 6種
- 交通系ICカード 9種
- 電子マネー系 Apple Pay/iD/クイックペイ
- QR決済 PayPay/d払い/LINE Pay/AliPay/WeChatPayなど13種
- ポイントサービス ポンタカード/Tポイント/WAON
これだけの決済ブランドを揃えるのは国内でAirPayだけです。
クレジットカード
クレジットカードの対応ブランドは
- VISA
- MasterCard
- AmericanExpress
- Discover
- DinersClub
- JCB
交通系ICカード
- Kitaka
- Suica
- PASMO
- toica
- manaca
- ICOCA
- SUGOCA
- nimoca
- はやかけん
の9種。
AirPAY(エアペイ)の決済手数料
ブランド | 決済手数料 |
VISA | 3.24% |
マスターカード | 3.24% |
アメリカンエクスプレス | 3.24% |
ディスカバー | 3.74% |
ダイナースクラブ | 3.74% |
JCB | 3.74% |
交通系ICカード | 3.74% |
電子マネー | 3.74% |
クレジット決済だけのSquare(スクエア) と比べると、世界シェアの高いVISA/MasterCardの決済手数料がSquare(スクエア)が3.25%に対して、AirPayは3.24%と0.01%安い。
1万円の決済で1円違うという程度で、さほど違いはない、と言っても良い差ですかね。
塵も積もれば山となるともいうので、0.01%でも安いことに越したことはないでしょう。
ディスカバーとダイナースに関してはSquareに手数料は軍配が上がりますが、ディスカバーは国内で発行されていませんし、ダイナースもシェアが少ないので気にするほどではないですね。
AirPAY(エアペイ)導入までのスピード
AirPayはアプリ自体は導入からすぐ当日から使えます。
しかし、クレジットカードの決済機能は審査通過後。
エアペイの場合、約2週間ほど審査に時間がかかります。
実際のところ、僕の場合ですが、審査申し込みから約3週間くらいかかりました。
増税直前に申し込んで、審査が立て込んでるであろうところに申し込んだので仕方なかったのかもしれませんが、端末が届くまでにかなり待ったように思います。
また、当初はVISA/Masterだけしか利用できず順次他のブランドも審査通過次第利用できるようになります。
いっぺんに使えるようにならないというのはちょっと難ありかなと思いました。
ということで都合、本格稼働までには約1ヶ月くらいのリードタイムを考えておくほうがいいかもしれません。
ポイント系のポンタ・Tカード・WAONは後から申請
ポンタカード/Tカード/WAONのポイント系は後日申請で、決済手数料の他にポイント原資として数パーセントの手数料が追加でかかります。
利便性はあるかなと思いますが、決済手数料以上の手数料を考えると高いなあという感じ。
僕のお店での導入は見送りました。自店舗独自のポイントサービスを行っているので、重複しますし、リスト取りができなくなってしまうので見送りです。
AirPAY(エアペイ)の振込手数料
AIRペイの振込手数料は無料です。
決済手数料も取られるので、振込手数料まで取られていたら商売上がったり、というところも多いでしょうから、これは嬉しいですね。
振込のタイミング・入金サイクル
Airペイでは、メガバンクの三井住友・みずほ・三菱UFJの3行を指定すれば5等日ごとに入金になります。
それ以外だと毎月5日、15日、25日、にそれぞれ10日分ずつの入金。
メガバンクを指定すれば割とすぐに入金になるので安心感がありますね。資金繰りを考えて入金サイクルが早いほうがいいという方は三井住友・みずほ・三菱UFJのいずれかにしておくほうが良いでしょうね。
AirPay(エアペイ)対応端末
Airペイに対応している端末は iPad/iPhone のみ。です。
Android端末には対応していないので注意が必要です。もしiPad/iPhoneを持っていなければ用意する必要があります。
また、Airペイは、端末とリーダーが1対1で、複数の端末からログインができない仕様になっています。
移動型の業種でスタッフが端末をそれぞれ持ち歩いて決済をする、というのにはあまり向きません。
追加申し込みをすることで端末を増やすことはできるようです。
実際に導入、使って感じたAirPay(エアペイ)のメリット・デメリット
AirPay(エアペイ)のメリット
Airペイのメリットとして考えられるのは
- 決済可能ブランドの多さ
- 決済手数料が最安水準
- 無線のリーダー
- ポイント決済も受けられる
何と言っても、決済可能ブランド・サービスの多さです。お客さんがどんなカードを持ってきてもほとんど対応ができるという意味では、お店にもお客様にメリットがありますね。
また、後からの申込みにはなりますが、ポンタカード、WAON、Tポイントでの支払いの受付も可能になるので、ポイ活しているお客さんにはメリットがあるハズです。
決済手数料もブランドごとに差はあるものの、最安水準。
Bluetoothを使った無線のリーダーで、置く場所を選ばないですし、サイズも手乗りサイズでコンパクト。ゴチャゴチャしがちなお店のレジ周りもすっきりさせることができます。
AirPay(エアペイ)のデメリット
Airペイのデメリットとしては
- 導入までに時間がかかる。
- 端末に自由がない
- Android端末で使えない
導入までの時間が2〜3週間と、審査にかなり時間がかかってしまうので、すぐに使いたい。数日で導入したいという場合には選択肢から外れるのかなと思いました。
また、端末はiPad/iPhoneに限定されて、Androidを使っている方にはわざわざ端末を用意しなければならず、面倒さがありますね。
さらに、複数の端末から同時にアカウントにログインできないですし、カードリーダーとiPad/iPhoneは1対1でしか使えないということで、店舗型ビジネスでは良いですが、移動型のビジネス、出張系のビジネスの場合は使えないのかなと思いました。
PaypayはAirPayと別に申し込む方がお得
AirPay(エアペイ)はPayPayも使えるからいいよね。
AirPayでPayPayも対応すれば問題ないよね。
と思っているならちょっと待ったです。
Paypayは決済手数料が安い
PayPayは決済手数料が格段に安いです。
AirPayでPayPayを利用すると、3.24%の決済手数料がかかります。
Paypayで直接決済を行うと1.6~1.98%の決済手数料となっており、AirPayで決済すると結構もったいないですね。
ですので、AirPayで一括管理したいという場合でも、PayPayだけは別途申し込みをして、手数料を安く活用する方がオトクですよ!
AirPAY(エアペイ)のメリット・デメリットを踏まえた感想まとめ
リクルートが運営しているという面でもかなり安心感のあるAirペイ。
決済に対応しているカード・サービスも多くメリットがあるのかなと思いました。
それにアプリの使ってみた感じが文字が大きくて、年齢の多いスタッフでも文字が見やすいと好評でしたし、割とわかりやすく、設定画面や取引履歴が整理されているのも好印象でしたね。
ただ、審査にかかる時間がかなり長く、やっとか、という思いもありました。
即日使える決済サービスもある中でちょっと出遅れ感があります。
とはいえ、個人的にサービスの内容としては、大満足とは言わないにしても、相当満足しているのでよかったかなと思います。
とりあえず、登録や維持費にはお金がかからず無料ですし、試しに登録して触ってみて、使えそうなら使う。程度でも、ひとまず登録してから検討でも遅くないですので、考えてみてはいかがでしょうか。
登録はこちらからできます。
>>公式サイト店舗決済システムAirPAY
今回は、この辺りで失礼しまーす。
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