どうも、トモヒロです。
実店舗でお客様の情報を得る、ということは意識して行動していなければ、普段の営業だけで終わってしまいます。
でも、それでは顧客への直接的なアプローチは不可能になってしまいますよね。
顧客へ直接的なアプローチをするためには顧客リストが必要になります。
そのリストの取り方についてです。
顧客情報取得の目的
再来店を促す
江戸商人の顧客リスト
この記事にも書いたのですが、顧客情報を取得する大きな目的は、
再来店を促すこと。
お店を覚えていてもらうこと、
もしくは、忘れていても思い出してもらうこと。
なんです。
顧客リストを使って、お客さんに対して、お手紙や、メール、メッセージなどを送る。
そうすることで、再来店してもらったり、お店を覚えててもらえたり、思い出してもらうことができます。
忘れた頃に手紙やメール、メッセージが来ると、なんだか気になってそのお店に行ってしまった。なんてことは1度や2度はあると思います。
差出人の立場で考えてみてください。
それはなぜ出したのでしょう。
あなたが来てくれる可能性があるお客さんだから。
ですよね?
だから、あなたにそういったものを差し出したのです。
また、中にはとてもしつこくアプローチしてくるお店・業者もいますよね。
それは、
単純接触(ザイアンス)効果
を狙ったものです。
単純接触効果とは、簡単にいえば、何度もなんども見聞きするもの、接触するものは否応無しに好印象になったり、親近感が湧いたり、敵対視されにくくなったりする、ということです。
具体的に言うならば、学校や職場で、毎日顔をあわせる異性の人と、たまにしか来ないパートとかアルバイトの異性の人。
どちらの方が、恋人になれますか?恋人にしたいですか?
きっと、毎日顔合わせる方なのかな、と思います。
また別な例でいえば、テレビで、毎日数時間おきに流れるCMの商品と、1日に1回しか見ないCMの商品だったら、どちらが欲しくなりますか?
ということなんです。
もちろんどちらも頻繁に接点がある方を選びやすいはずです。
というのは、頻繁に見聞きする、接点がある方が、忘れる前にまた想起させられるので、記憶に残りやすくなるのです。
これは僕らのような小さなお店でも一緒です。
いかに顧客との接点を増やして、お店に来てもらうかを考えます。
とはいえ、あまりしつこくしすぎると嫌われてしまいますので、適切な頻度を保つことが大事です。
顧客情報の取得方法
こっからが本題です。その方法は正直言って、
がっかりするほど簡単です。
お店でクーポンや割引券は配ってませんか?
その裏などにお客さんの情報を書いてもらわないとクーポンのサービスや割引、特典が使えないという風にすれば良いのです。
氏名、住所、生年月日
くらいは聞いても良いのではないでしょうか。
(個人情報なので、取り扱いには注意しましょうね)
アンケートなども有効ですね。その最後にお客さんの情報記入欄を作る。
そうすることで、お客さんの情報を得ることができます。
この他にも、お店に会員サービスを取り入れて、ポイント還元などをする際に、お客さんの情報をとる。
ただ、顧客情報を取るだけではダメ!
基本的にはダメだと思います。
お客さんになんらかのメリットがあることが必要です。
そのかわり、お店やサービスを提供する側にもメリットがあるようにする。
いわば、物々交換みたいなもんです。
例えば、クーポンで値引き割引をするから、顧客情報をとる。
会員サービスで継続的にポイント還元をするから、顧客情報をとる。
ということですね。
もしあなたが見知らぬ誰かに突然「お名前と住所と生年月日を教えてください!」って言われたらどうしますか?
間違いなく断りますよね?
それと一緒です。
もちろんお店として商品サービスを提供しています。
お客さんはその商品やサービスを目的に来店していますのでそれ以上は基本的には望んでいません。
ですから、なにか追加のサービスをするから、顧客情報ください。
ってことです。
これなら納得できますよね?
スマホを駆使する
今現在、ほとんどの人がスマホを持っています。
そして、LINEを使っています。
一昔前はメールが全盛でしたが、今はメールよりもLINEの方が使用頻度が高いのではないでしょうか。
ということは、それだけ生活に密着しているコミュニケーションの方法、手段、ツール担っているわけです。
ということは、これは使わない手はないです。
さらにLINEはプッシュ通知が出るので、気づいてもらいやすく、読んでもらえる確率も割と高いので、まだ始めていない方は、お店や自分の事業のLINEアカウントを作ってみましょう。
LINEでの販促については色々と細かいことがありますので、また詳しく記事を書こうと思います。
その他のSNSでも。
見込み客のリスト、将来お客さんになってくれる可能性のあるリストを作ることができます。
ですので、どのメディアがいい、っていうことはないです。
そのメディアに合わせた展開をしていくことを考えましょう。