【自店事例】波乗りで看板商品化。リニューアルから4ヶ月の成果報告。 | トモヒログ
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【自店事例】波乗りで看板商品化。リニューアルから4ヶ月の成果報告。

この記事は約6分で読めます。

看板商品化を狙った、自店の商品「ひたち大煙突」ですが、パッケージリニューアルから3ヶ月が経過しました。

その後の結果について今回は書いていこうと思います。

やってみると思った以上の成果をあげられましたので、どなたかの参考になればと思います。

これまでの経緯とかはこちらの記事をご覧ください。
【自店事例】個人洋菓子店の看板商品作りの第一歩、商品プロデュース。地域価値を伝える商品作り。【自店事例】個人洋菓子店の看板商品作りの第二歩目。売上比率を伸ばす店内訴求の2つの方法。

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波乗りで看板商品化。リニューアルから4ヶ月成果公開!

波乗りで商品を看板商品化することに、ある程度成功した感覚を掴んでいます。

ひたち大煙突」という商品です。

パッケージをリニューアルして出来上がってきたのが19年3月末でした。

4月に新発売としてリリースして、ほぼまるまる3ヶ月が経過。

その成果を発表しようかと思います。

最速の4ヶ月で約1万個超

おかげさまで、僕のお店としては最速の4ヶ月で出荷ベース約1万個超え。

商品形態は

  • バラ売り
  • 2本組
  • 5本箱詰め
  • 10本箱詰め

でした。

これまで経験のない速度で商品が売れていって、本当に面白いように売れるんです。

初めての経験で、ちょっとしたヒットになったなという実感です。

波乗りで売れさせる

「ひたち大煙突」に関しては基本はトレンド波乗り戦略で売っていくことを考えてました。

関連の映画の制作が決定した時点で、同名で内容が違う商品を出していましたが、種々の問題で売りにくいものだったんです。

映画が決まった時に、「これは波乗りするしかない」と考えて始まったのが今回の「ひたち大煙突」ですね。

その後、商品の内容を考え直し、売りやすいものに変え、売るようにして売った。という感じ。

時代の波に乗り遅れるな。トレンドを意識して事業に反映すれば繁栄できます。

4ヶ月で1万個超も売れた要因と考察

結果的に僕のお店では最速の4ヶ月で1万個超という結果はどうして生まれたのか。

高齢化の著しい地方都市でそのような結果を得られたのか。

要因として考えられることは

  • PR活動
  • 多点置き・多店舗置き
  • 波乗り
  • コンセプト作り

この4点。

具体的に説明していきます。

PR活動

この「ひたち大煙突」という商品に関して、PR活動をしていったんです。

地域団体にPR

  • 市役所
  • 県庁
  • 商工会
  • 観光協会

など。

関係のありそうなところにガンガンPRしていきましたね。

この時「売りたいんです!」とストレートに行くより

「この商品で地域に貢献したいんです」という方が、話に乗ってくれます。

結果として、地元市長さんに表敬訪問ができたり、各所で手土産として使っていただけるようになりました。

>>市長に表敬訪問

プレスリリース

地域の新聞やフリーペーパー、テレビなどにプレスリリースを出すこと。

地域で話題の映画となれば、関連の商品や話題をメディアは探しています。

プレスリリースのいいところは、無料でできる。というところです。

メディアに取り上げてもらうためのプレスリリースとは。

関連団体へのPR活動をしていくと、プレスリリースと合わせて、メディアに紹介してもらえることが増えました。

結果として、新聞3紙、NHK県域放送、地元CATVの取材を受けることができました。

多点置き・多店舗置き

これは前回の記事にも書いていましたが、多点置きの発展で「多店舗置き」。

PR活動と並行して販路開拓も進めていました。

結果として、16店舗の取扱店を獲得。(既存・新規含む)
現在も継続して納入させていただいてます。

近隣から、ちょっと離れたところまで。

こうなってくると、お客様からも店頭で「あ、これ○○で見たヤツだ」というような声が聞こえてきます。

気になっていたものがわざわざ来たお店で売っていて、そこの商品だと認識されれば、買ってもらえます。

波乗り

前述もしてますし、別に記事も書いてますが、改めて書きます。

やはり、映画で地域が少なからず盛り上がるということは既定路線だったということです。

つまりトレンドになるということ。

今回の場合このトレンドを予測、対応して商品を作ったことがいい結果につながったと思います。

トレンド予測できたら早めに乗る

映画とか○○誘致とか、世間が動き始めたら、それに関連したものを早めに出していくってことです。

この時にあまり大きく出ないこと。

あまりに大きくやりすぎるとこれば博打になりかねません。
まずは小さく始めて、様子を伺いながら育てていく。

こうすれば、いざという時に先行していれば、先行者利益をしっかりと取りつつ、優位にたちまわれます。

同業他社でフォロワーも出てきた

そのおかげで、後乗りしてくる同業者も出てきて、ちょっとした競争も生まれ、賑わいも。
後乗りにしても、遅すぎると先行しているものにおいしいところはすでに取られてますので、後乗りしてもいいですが、遅すぎるのはNG。

後乗りにしても、先行者のアイディアそのまんまってところがあったので、これも下手すると訴訟になりかねないので注意ですね。
大概後乗りした方が不利になります。

訴訟にまではいきませんが、一悶着はありましたwww

まあ、後乗りしても、小さい市場の中でやるにはあまりにも旨みがないのでやめた方がいいですね。
こちらとしても、もうちょっと作りにくい商品にしておけばよかったかなと思いますが。生産性の点から今回そうはいきませんでした。

コンセプト作り

商品作りの段階で考えていたコンセプトがハマったということが大きな要因だと考えてます。

【自店事例】個人洋菓子店の看板商品作りの第一歩、商品プロデュース。地域価値を伝える商品作り。

こちらの記事から引用すると、

  • 地域の価値を伝えられるもの
  • 地域の観光資源を商品で表現すること
  • 作業性のいい生地
  • 大量生産が必要になった場合に機械化しやすい生地
  • パッケージングはビジネスバックに入るサイズ
  • 土産物として流通させやすい焼菓子

この6点が今回のプロジェクトのコンセプトです。

といったこと。

これを具体的にしていって、地域にどうしたら受け容れられるかを考えました。

結果、高度成長期に働き盛りだった今の年配層の方に、よくご購入いただいています。

やはり街の象徴的なものを取り上げて、商品作りをしたことがよかったと思いますね。

「ちょっとしたヒット」はやればできる

ちょっとしたヒットをすることは、ある程度要点を掴んで狙えば誰でもできなくないこと。

だと、僕は思います。

しかし、やみくもにやってもダメです。

  • 刺さるコンセプト
  • PR
  • 売り場
  • 波乗り

が絶対的なポイント。

これを正しく理解して、商品作りができればヒット商品は作れます。

ぜひあなたも挑戦してみてください。
あ、やりたい!と思う方は相談にも乗りますのでお気軽にこちらからどうぞ。

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