既存客のリピート率・再来店率アップ対策とは?方法とするべき理由を解説します。 | トモヒログ
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既存客のリピート率・再来店率アップ対策とは?方法とするべき理由を解説します。

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sharonang / Pixabay

売上アップのためにできることはたくさんあります。その中でも、今お店にきてくれているお客さんがあししげく通ってもらうことができれば、売上は伸びます。
ひとりのお客さんに何度も来店してもらうことで、そのお客さんから得られる売上、利益は積み上がっていきます。

リピート率・再来店率をあげることは広告費など経費をあまりかけずに始めることができる売上アップ対策のひとつです。

リピート率・再来店率アップのための対策アイディアをまとめました。
前半に対策アイディア、後半になぜやるのかを書いています。忙しい方は前半だけでも読んでいってくださいませ。

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リピート・再来店対策アイディア

預かる

お客さんの何かを預かることで、何度も来店してもらう方法です。
居酒屋さんのボトルキープ、商品やサービスの回数券などです。
クリーニング店もある意味、お客様の衣類を預かるので近いですね。

貸す

お店の商品を貸すことで、何度も来てもらう方法。
貸すと返却しに来なければならないですからね。レンタルDVDがその例です。

ポイントカード、スタンプカード

お店の会員カードやスタンプカードを作って、貯める楽しさ、から来店してもらいます。
最終的に何か割引や特典をつける必要があります。

クーポン

お店で配るチラシなどに割引や特典が得られるクーポンをつけます。

来店当日使えるもの、次回使えるものをつけるといいでしょう。

次回来店の予約を取る

来店に予約が必要な業種の場合はこれが有効ですね。美容室やネイルサロン、整体マッサージなどなど。
次に来てほしい時期を提示して最後お会計の時に「次どうしますか?」といえば予約を入れて貰えます。

SNSを頻繁に更新する

お店に来たことがある人がSNSでフォローしてくれている場合がほとんどだと思います。
そういった方にアプローチするために、商品の紹介や、SNS限定の特典をつけたりすることで集客します。

リピート・再来店対策

リピート・再来店対策は、今までにお店に来たことがある人、来ている人に対して行う対策です。

なぜリピート・再来店対策をするのか

お店は商品・サービスを購入してくれるお客さんがいてこそ成り立っています。

一度でもお店の商品・サービスを購入して体験したことがある人の方が、体験したことのない人よりもお店にくる可能性が高いからです。

一度も行ったことのないお店に行くのは、心理的にちょっとハードルが高い行為です。
それよりも、行った経験のあるお店の方がすんなりと行ってみよう。と思えるからです。

人は忘れる生き物

人はお店のことを忘れます。

ある調査では前日にあったことの70%を忘れてしまう。というような調査結果もあります。

ですので、あなたのお店のことも簡単に忘れてしまいます。

 

一時的にお店のことが好きになって、よく通っていたとしても、何らかの理由で行かなくなったという経験はありませんか?

その理由って覚えてますか?

「特にない」ってことの方が多いと思います。

自分でさえそうなのですから、お客さんでも同じです。

獲得したお客さんに忘れられないために

一度お客さんになったならば、そのお店の商品・サービスの良さを知っています。

そのお客さんをお店のファンになってもらって、最終的に常連さんになってもらうことが目的です。

いかにお客さんにお店のことを好きになってもらって定期的に通ってもらうか。

忘れられないための行動ができるか、が大事になってきます。

お店のことを忘れ去られてしまわないために、気づいてもらうためには接触頻度を高めましょ。

再来店対策の重要性

既存のお客さん、今来てくれているお客さんを大事にすることにつながります。

お客さんも喜んでくれるような企画を考えれば、働くスタッフもやりがいが出てきますよね。

またそうすることで、新規客を集客するよりも費用負担をあまりかけずに売上を立てることができます。

新規集客はある程度の金額の広告費をかけないと効果が上がりにくいです。

それに比べたらリピート・再来店対策はコストパフォーマンスが高いです。

また新規集客をする前に、リピート・再来店対策をしておかなければ、せっかく来てくれた新規のお客さんを取り逃がすことにもなりますので、とても大事なことです。

集客の順序についてはこちらに詳しく解説しています。
【分解思考法】売上アップするための原理原則と具体的改善手順を解説します。

再来店対策、ぜひやってみてください。

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