どうも。茨城県在住の元洋菓子屋。現在は起業・販促コンサルの
トモヒロ(@mochizo_)です。
LINE公式アカウントの設定を進めていく中で、「応答設定」をどうするか?
ってとても迷うところだと思います。
LINE公式アカウントの応答設定には
- チャットモード
- Botモード
の二種類があり、それぞれお友だちのメッセージに対する対応が変わります。
今回は、LINE公式アカウントの応答設定について、解説します。
応答設定はコミュニケーションの方法で変える
LINE公式アカウントで使える応答設定は二種類をどの様に使い分けたらいいか?
基本的には、どんなコミュニケーションをお友だち登録してくれた方としたいのか?が大事になってきます。
それぞれ僕のおすすめですが、
- 一方通行・情報発信をするだけ → Botモード
- 双方子・手動で応答もしたい → チャットモード
が良いと思います。それぞれその理由を解説します。
一方通行・発信するだけ:Botモード
Botモードは主に自動応答、キーワード応答をしてくれるモードです。
難しい対応とかは不向きですが、リッチメニューやリッチメッセージなどのアクション「メッセージ」などで、顧客対応や体験を常時提供したい場合には、Botモードが必須になります。
ですので、必要に応じて、一斉配信を行って、それに付け加える形で、アクション「メッセージ」やキーワード応答で価値提供をしていく。と言った使い方に向いています。
ただし、いっさい個別対応やお問い合わせ対応ができないことがデメリットです。
お友だちのご案内の分岐シナリオを考えて、アクション「メッセージ」とキーワード応答を上手に組み合わせれば、ご案内を簡易的に自動化することができたりもします。ですので、作り込むことができれば、ある程度デメリットを解消する事も可能ですね。
双方向・手動で応答する:チャットモード
チャットモードは、個別のチャットが可能で、時間帯設定によって自動応答、AI応答メッセージを使い分けることができる様なモードです。
お友だちからの初期対応を自動応答、AI応答メッセージに任せつつ、詳しいことは人間が手動でチャット対応できます。
また、必要に応じて公式アカウントとお友だちで電話もできるのが良いですね。
応答時間設定の時間帯によって、応答内容を変えられます。
ただ、時間外になってしまうと、個別チャットの送信などはできない様になっていますので、中には不便さを感じる事もあるかもしれません。
一斉配信の時にチャットでタグ付けすることができますので、より細かく送り分けすることができるメリットがあります。
サービスやクーポンなどの配布を自動的に行いたい、と言った場合は応答時間内の場合、自動応答してくれないため、どうしても面倒が増えてしまうと言ったデメリットがあります。
チャットモードで大事なのは応答時間設定
チャットモードを使う上で見落としやすいのは応答時間設定。
応答時間の設定は、手動応答か、自動応答かの切り替えの時間設定です。
応答設定画面と同じページにありますので、忘れずに設定しましょう。
やりたいことに合わせて応答設定を選ぼう
LINE公式アカウントを通じて何を実現したいのか?がとても大事なことかなーと思います。
1番はお友だち登録してくださった方とのコミュニケーション、販促効果ですし、最終的には売上・利益に繋げることだと思います。
前述の通り、どちらのモードでも一斉配信はできますし、最低限の自動応答は設定することができます。
その細かさというか、解像度の違い、といえばいいでしょうか。
きめ細やかさが変わってくるので、ご自身のビジネスやスタイルに合わせて使い分けてみてください。
結局どちらの応答モードを選ぶか?
しっかりと作り込んで、情報発信しながら、初期対応を自動化したいなら、Botモード。
★1人起業家さん、インフルエンサー、予約サイト・公式ホームページがある方など
お友だちにフィットした対応をしたいとか、事情をヒヤリングしながら進めていく必要があるのならチャットモード
★美容室・美容サロン、飲食店、士業の方など。
という感じでしょうか。
とはいえ、まずは使ってみて、どちらが良いか、体験してみてください。
LINE公式アカウントで個別対応も情報発信もしたいなら
裏技的?というか、多少手間がかかることを承知で書きたいと思いますが、
- BotモードのLINE公式アカウントを発信用
- チャットモードのLINE公式アカウントを問い合わせ・個別対応用
として2つのアカウントを使いセットで運用する方法もあります。
LINE公式アカウントは無料で何個でもアカウントを作れますから、この様な方法も使えます。
実際にこの方法で運用してました
実際、私はこの方法で運用していたことがあり、商品予約などは問い合わせ用に連絡をいただく様に案内していました。
正直、2つのアカウントがあることで、面倒さや煩雑さはあるかなとも思いますが、
Botモード、チャットモードのいいとこ取りができるため、個人的には好きな方法です。
どうしても1つのアカウントで運用していきたい、と言う場合は、何らかの工夫をするか、外部のツールの導入を検討する必要がありますね。
あなたの運用方法に合わせて応答モードを選びましょう
と言うわけで、最後は裏技的、ハイブリッドに使う方法もご紹介させていただきました。
あなたがどんな方法で運用したいか、何を提供していきたいかによって変わってきます。
まずはアカウントを作ってやってみましょう。
応援しています!