【販促アイデア】アントルメ、ホールケーキフェア(31/100) | トモヒログ
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【販促アイデア】アントルメ、ホールケーキフェア(31/100)

この記事は約3分で読めます。

 

販促アイディアです。

実際にお店でも実施した方法、販促です。

「ホールケーキフェア」「アントルメフェア」です。

毎回メリットとデメリット両方をお伝えしていければと考えております。

では、早速続きを読むからどうぞ。

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企画の内容は

ホールケーキ・アントルメを割り引く、値引き

単純な企画ですが一言で言えば見出しの内容になります。

通常価格から一定額もしくは一定割合で値引きをするというもの。

当店では20種前後(サイズ違いも含めれば30位)のホールケーキを並べて、2000円以上のものを全品1000円引きで実施しました。
1回目は6月の金曜日、2回目は9月のお彼岸の土日に実施しました。

普段あまりホールケーキを買わないお客さんも否応無しにホールケーキを買っていただける機会をお店で用意するというものですね。

手応えは・・・

よかった、と言えると思います。がやはりメリットとデメリットが多くあります。

初回は販促としては店頭・催事で事前に告知とチラシの配布をしました。
2回目は初回の方法に加えて、地域のフリーペーパーに広告を出稿。

デメリット

利益の減少

値引き割引の額にもよりますが、利益は確実に減ります。
準備仕込みをしていくときに残業をして残業代を払ってしまっては、もう利益は残りません。。。

如何に効率よく仕込んで残業なしでできるかが鍵になると思います。
いつも以上に仕込みを増やすことになりますから、仕入れも多くなり仕入れ高があがります。もともと利益額の高い商品を中心に仕込んで行くことも考えなければならないと思いました。

メリットは?

客単価の底上げ

ホールケーキはどんなに安くても1500円台〜になりますよね。

いつもは数百円しか買わないお客さんも割引されるなら、という理由で購入していただけます。

手間の削減

プチガトー、カットケーキ、シュークリームなどのおやつ菓子を値引き割引して販売するよりも手間がかなり少ない。

プチガトー、カットケーキを大量に値引き割引するとなると、大きく仕込んで全てカットして、包装して、仕上げをして・・・。

しかも小さくて利益が取りにくい生ケーキを大量に仕上げをしなければなりません。

しかし、アントルメ・ホールケーキならば単価が高く同様の金額の仕上げをする時間で2、3倍の金額分の仕上げができるはずです。

ホールケーキの広報効果

ホールケーキフェア・アントルメフェアを実施後、アントルメの売り上げが堅調に伸びているように感じます。

アントルメの扱いに慣れる

アントルメといえばクリスマスが大きなポイントですが、それの予行演習的な位置付けでスタッフの経験を積む場にもなると思います。

そういった意味で、年に一度か二度程度はお客様還元的な位置付けで行うのは良いことかなとおもいます。

合わせて行うこと

再来店対策

です。

値引き割引を主体にした販促の場合、必ずそれを元にもう一度来店してもらうための対策をするべきです。

その時には、基本的にできるだけ値引き割引した分を回収できる、もしくはさらにもう一度来てもらえるような仕組みを作っておきます。

そうして、複数回来ていただくことで、大幅な値引き割引をしても、ある程度そのお客さんから得られる利益を確保することができます。

 

まとめ

どちらかといえば、お金は残らない販促になります。

ですが、これに合わせて再来店対策は必須です。

安いものしか買わないお客様を毎回集めているだけでは、自分たちの商売は成り立たちません。

常にどこで還元して利益を取るのか、を考えながら販促活動を、していきましょう。

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