パート・アルバイトの採用面接の時に、適性検査や性格診断をすると、求職者の性格や考え方がある程度理解できます。
そうすることで、面接、採用の検討材料として参考になるデータになります。
いくつかその種類がありますのでまとめてみました。
では行ってみましょう。
採用面接に無料で使える性格診断検査 3選
面接で適正検査や性格診断はする方が良いと思います。
これから導入しようと考えているのであれば既存スタッフも同様にやってもらってデータをとっておくと、スタッフごとの行動、言動に理由付けができて、その後の対応も検討しやすくなります。
また、結果から、スタッフ同士の相性を考えたり、チーム作りにも役立ちますので、やらないよりはやっておく方が、後からも利用価値がある診断・検査だと思いますよ。
なお、今回紹介するのは
- エゴグラム
- YG性格検査
- エニアグラム
の3つ。
エゴグラム
エゴグラムとはなんぞや?ってことですが、
エゴグラム (Egogram) とは、エリック・バーン (Eric Berne) の交流分析における自我状態をもとに、弟子であるジョン・M・デュセイ (John M. Dusay) が考案した性格診断法で、人の心を5つに分類し、その5つの自我状態が放出する心的エネルギーの高さをグラフにしたもののことである[1]。
バーンの交流分析におけるP(親)、A(大人)、C(子ども)の「3つの自我状態」をもとに、弟子であるジョン・M・デュセイがより細かくCP、NP、A、FC、ACに分類し、人の性格を診断する方法としてエゴグラムを考案した。
出典:ウィキペディア
簡単にいえば、人の心を5つに分解して、それぞれの強さを、組み合わせでタイプ別に診断できるって物ですね。
僕も何度かやったことがあります。
ネットで「エゴグラム」と検索するとたくさん診断サイトが出てきます。
その中でも良いなと思ったのはこちら。
DODA エゴグラム適職診断
転職サイトのDODAの適職診断です。
デザインが丸っこくて可愛らしくて使いやすいのが良いですね。
でもそのまま面接時に画面を見せてやってもらうのには、「適職」診断というタイトルが画面に上部についてくるのであまりよくないかもしれません。
自分でエクセルやワードなどで問いとチェック欄を作って紙で診断を実施してもらう方がbetterでしょう。
また結果のカバー率が90%くらいとのことで、ちょっと外れることもあるかもしれません。
参考程度には十分利用可能だと思います
交流分析専門サイト〜はじめてでも基礎からわかる〜
エゴグラムの根拠となる理論の交流分析を専門に解説しているサイトのエゴグラム性格診断です。
専門サイトということで、詳しく記事も書いてありますし、診断結果も細かく分類されています。
どちらかといえばこちらのサイトがオススメですね。
YG性格検査
津田秀樹「本物の心理テスト12」より。12の性格特性の強さを測定し、その全体のありようから、個人の性格および特性の偏りを明らかにする。2015年10月14日、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」にてYG性格検査(矢田部ギルフォード性格検査)が紹介されました。
フジテレビのほんまでっか!?TVでも紹介された性格検査です。
1問ずつ問いが出てきてテンポよくできます。ちょっと楽しいですね。
診断結果は12の性格要素がグラフで表示されるのでわかりやすくなっています。
ちなみに僕がやってみた結果がこちら。
D型はまさに理想的なプロフィール。だが、この型に当てはまった人に実際に面接をしてみると、案外気の弱そうな人が多かったという話もある。その気弱さから、ついウソをついたり、自分をよくみせようとしてしまうことがあるのだ。あなたは大丈夫だろうか?
こうしたテストでは、自分はどんな人間か、ということを判断する力が必要とされるため、自己像が明確でない人や、あまりにも単純で、自分が理想的な人間であると思い込んでいる人などは、このプロフィールと診断される場合がままある。
たとえばヒステリー患者などは無意識のうちに自分をよく見せようとする防衛本能が働くため、社会的によいと考えられる答えを選択してしまうことがわかっている。また分裂病患者は自己像が明確でなく、こうなりたいという自分を、実際にもそうであるように信じ込んでいる場合がある。
私はヒステリーでもなければ分裂病でもないというあなたは、まさに管理者向きといえるだろう。
万能の人の悪い癖で、誰にでも「頑張れ」「やればできる」などと一様な励まし方をしてしまいがちだが、これはやめたほうがいい。とくにE型の人は励まされることがかえって心理的な負担になるので注意が必要だ。(YG性格診断 D型 診断結果より引用)
だそうです。。なんとなくあっている、と思います。この診断。
エニアグラム
エニアグラムとは。またウィキペディアさんより、
エニアグラム(円九分割図:enneagram)とは、円周を九等分して作図される図形である。昨今では、人間の性格を9種類に分類しこの図形に対応させた性格論、性格類型を指すことが多い。20世紀のボリビア人神秘思想家オスカー・イチャーソとチリ人の精神科医クラウディオ・ナラニョに始まると考えられており、ニューエイジの流行に乗って広まった。スピリチュアリティとビジネス管理の文脈で、人間関係の理解や自己啓発・霊的発達に役立つとして広まっている。
出典:ウィキペディア
もともとは図形だったんですが、それに人の性格を9つに分類して性格同士の相性や考え方を見られるというもの。
それぞれの考え方や性格の診断内容がキャラクターの強い診断になっているので、特徴を捉えやすい診断だと思います。
また、そのタイプによって相性の良いタイプ、悪いタイプが図形的に理解できる点も良い診断だと思います。
性格診断検査をするタイミング
僕の場合は面接と同時に受けてもらって、はじめに診断をして、集計を行ってから面接に入るという流れです。
そうすることで、診断内容と面接内容とのたくさんのデータから採用するかどうかの検討材料にしています。
しかし、この診断に採否を頼るのはいささか無謀だと思います。
診断だけでなく人柄や話し方、態度などを見て総合的に判断されることをオススメします。
ちなみに当社では
エニアグラムを主に採用しています。
紙にチェックシートにして受験してもらっています。
今回は無料でできる診断を紹介しましたが、もっとたくさんの適性検査や性格診断のサービスがありますので、気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。
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