15歳にして起業し、20歳で会社を売却、1億円以上のキャッシュを得た、連続起業家、シリアルアントプレナーの正田圭さんの著書をご紹介します。
ネットサーフィンしていた時に、タイトルを見て、どういうことだ!?と思ったのを覚えていますね。
サクッと起業してサクッと売却する/正田 圭
起業するまでがまあ普通から考えれば、今の世の中ではかなりのハードルがあると思いますが、そんな中でも作った会社を売却するまでいくというのが、すごいですよ。
とはいえ、事業を終わらせる、となると、潰すか、売却するかの選択肢しかありません。
それならば、どちらかにするなら、売却することを自分も選べるようになりたい、と思いましたね。
起業するハードル
この本で語られていることでもあるのですが、起業するハードルって、今はすごく高いものになってしまっていますよね。
ちょっと戦前、戦後すぐの頃は、ほとんどの人が自営業だった、はずです。
鮮魚店、八百屋、靴屋、カバン屋、眼鏡屋、豆腐屋などなど。
事業が細かく専門性を持って特化して個人店がひしめき合っていた。
でもその構造が大規模な様々なジャンルを集約した店舗が登場してきたことによって、そういったところへ勤める従業員、サラリーマンが増えた。
結果、起業することを知らない人が増えていることが世の中の背景にあります。
自営業も起業、ですよね。当たり前のように起業することがよくあったはずなんです。
なので、昔に比べれば今は起業したとなれば世間からは針のむしろにもなりやすいです。。
起業する人の方が少なくなって、組織の中に自ら組み込まれに行って、リスクがないと思い込んでいる。
リスクは起業しても、就職しても一緒です。
単純に自分が病気をして入院でもしてしまえば、お金は何も生まれませんしね。
この本を読んで改めて思うこと
起業してよかったかな、事業継承だけど、事業主として経営者として生きることの自由さをうまく利用して生きていきたいと再確認しました。
起業するか、しないか。
迷っているのであれば、この本を読んでみてください。
ちょっと悩んでいる立場からは飛躍しすぎるかもしれませんが、こんな未来もあるのだな。
と頭の片隅にでも置いておくといいかもしれません。